帝京大学通信教育課程、 2 年目の状況

この記事は 社会人学生 Advent Calendar 2019 - Adventar 8 日目の記事です。

adventar.org

都内でフリーランスのソフトウェアエンジニアをしながら、帝京大学の通信教育課程でコンピューターサイエンスを学んでいる Kosuke Ohmura (@kosukeohmura) | Twitter といいます。社会人学生になって 2 年弱たった今の現状や、感じていることを書きます。

学習の進捗

昨年の 4 月に入学し、現在 2 年です。最短 ( 4 年) での卒業を目指してやっています。このまま順調に行けば卒業できそうです。

入学時に高専卒の分で 25 単位の認定をもらい、1 年次と 2 年次で少なくとも 61 単位の取得見込みがあります。3 年次と 4 年次で残りの 40 単位弱取れば卒業できますので、単位数で見ると悪くないペースです。

順調に単位数を稼いでこれたのは、割と時間を割いて学習してきたというのもあるんですが、単位の取りやすい科目を優先してやってきたのが大きいです。例えば、土日を差し出せばほぼ確実に単位がもらえるスクーリング科目や、本業のアドバンテージが直に効くプログラミング系の科目を受講したり、TOEIC 点数で英語系の単位の認定を一括で受けたりしました。

これまでは一般科目や、専門基礎科目がほとんどでしたが、 3 年次からはほとんどが専門科目の学習となり、シラバスを見てると楽しみになってきます。バシバシ取って早く卒業するぞ!という気でいます。

他の学生との繋がりとか

皆無です。スクーリングのグループワークでお話したことがあるぐらいです。LMS という学生用の学習管理システム上に学生同士の交流ができる掲示板機能がありますが、あまり活発な交流はなされてなさそうで、使ってません。1 度だけ先生に E メールで質問したことがあります。

学部に通っている人たちは友達とのレポートの見せあいや、過去問の共有が可能ですが、それが一切ないので愚直にというか、孤独に学習しています。以前 Twitter でレポートを買わせてくれ、という旨のメンションが来ましたが、お断りしました。

大学に入って良かったと思うこと

うまく言えないのですが、コンピュータサイエンスの世界というのは広く、そして素晴らしいなあと思うようになりました。

専門的な話になりますが、例えば RDB のインデックスに関しての僕の意識は「とりあえず貼っとけば索引ができて検索をチョッパヤにしてくれるんやろ」というようなフンワリしたものでした。データ構造を学んで、B 木の仕組みと、それが RDB のインデックスに使われていると知ったときにはじめて「なるほど」と腑に落ちました。僕のふんわりとしたインデックスへの理解は確実なものになりました。簡単には忘れないでしょう。

僕は先に専門職に就いて、後追いで社会人学生として学習していますが、「果たして学んでいることがなんの役に立つのか」の意義はストレートに高校生から大学生になった人よりも理解しやすい立場にあると思います。

人によっては大学に入らずとも自学自習できるかもしれませんが、僕には大学のレポートや科目試験の強制力無しにコンピュータサイエンスをまんべんなく、それなりに理解する忍耐は無かった気がします。

学習に割いている時間と、生活への影響

肌感ですが、僕の場合は 1 教科 ( 2 単位) につき 10 - 30 時間超の学習が必要です。僕はだいたい平日朝や空いた細切れの時間に学習を進め、レポート締め切り前や試験前には休日も学習にあてています。試験やスクーリングで、2~3 ヶ月に 1 回ほど土日が潰れます。

社会人をしながらでも、工夫をすればやれないことはない時間量だと思います。一方で妻との時間や、読書の時間、副業でアプリの個人開発をしているのですが、そういったものに使える時間が減っているなと感じます。意識して残業を避けたり、Kindle 本を聴いて消化するようにしたりしてますが、どうしても生活から時間の余裕が減っているのを感じます。

時間の余裕がなくなると、気持ちの余裕もなくなります。特にレポート提出前やテスト前には、学習に専念したくなります。例えば学習に時間を注ぎたい気分なときに、映画に誘われても正直観る気がしません。これが原因で妻の気持ちを尊重できず、衝突があったりしました。僕が大学に通う理由はコンピュータサイエンスを身に着け、より市場価値の高いエンジニアとなることで家族との楽しい時間を増やすことにあります。そのために家族と衝突するなんてことがあっては本末転倒ですが、この辺のバランスのとり方は本当に難しいです。

社会人学生を続けていくには、卒業へ向けて学習を続ける明確な動機づけと、それを実現するための習慣づけと、それから頑張りすぎない心とが必要だと思っています。

おわりに

これからも生活とバランスをとりながら、無理なくできるだけ単位を取得していきたいです。来年のアドベントカレンダーには卒業間際です!みたいな記事が書けていたら最高です。

この後に書かれた記事

こちらに 3 年目が終わっての単位の取得状況と、コロナの影響なんかを書いています kosukeohmura.com

鼻中隔湾曲症(とか)の手術を受けた

高校生のころくらいから鼻炎を自覚してそれから 15 年ほどつきあってきた。自覚していた症状としては以下のようなもの。

  • 毎朝起きると鼻がムズムズしてくしゃみがほぼ必ず出る。その後鼻水で鼻がつまる
  • 時折鼻水が止まらなくなる。鼻をしつこくかむと解消したり
  • 鼻詰まりで寝づらくなる。鼻がつまらないよう寝る方向を変える必要がある。
  • 口呼吸しがち

キツいのでそのうち治したいな、とおもっていたら、同僚が鼻の手術をしてその後快適だという話を聞いて、病院を紹介してもらって手術を受けた。 病院はこちら。

matsuwaki.com

初の通院から手術まで

6 月下旬に初めての検診を受けた。その日は CT 、採血、呼吸機能などの検査を受けて終了。 処方された炎症を抑える薬を飲んでいたら、症状のほとんどが解消した。

検査の結果、以下の病状があると診断された。

  • 鼻中隔湾曲症
    • 鼻の穴が S 字にまがっている。右は一般の人より狭い。左はもっと狭い。
  • アレルギー性鼻炎
    • イネ、スギ、カビにアレルギーがある。これだと大体年間を通じてアレルギー源と接することになる。
  • 肥厚性鼻炎
    • 粘膜が肥大化しており、鼻腔を狭くしている。
  • 両側中鼻甲介蜂巣
    • 鼻の少し上の方の骨の中に空隙があり、それが鼻腔を狭くしている。

このまま薬でアレルギーを抑え続けるのもいいけど、形状的なものは手術を受けないと治らない。手術だと全部治るとのこと。この病院の先生は皆診察を手早く、サバサバした感じで進めるけど自信を持っている感じがした。反面、同情的なものはあまり感じないけど自分は好感を持った。手術を終えた同僚も幸せそうだったし、妻も賛成したので手術をお願いした。

局所麻酔と全身麻酔が選べた。手術中にパニックにならない自信がなかったので全身麻酔でお願いした。

生まれてから手術を受けたことがないし恐怖心があったので、手術までは不安にならないよう意識した。全て先生の言ったことを信じることにして、手術の内容や体験談をググったりすることをやめた。

手術、そして抜糸まで

10 月初旬に日帰りで手術を受けた。手術のことは麻酔科医から「眠くなりますよ…」と言われた瞬間までしか覚えていない。目が覚めたら小綺麗な病室にいた。目が覚めたら看護師さんがすぐに駆けつけてきた。心電図(?) に変化があったのだろう。「おぉ、これが監視というやつだな。Web システムもかくあるべし」などと思ったのを覚えている。

概ね気分は良好だったけど、鼻が完全に詰まっていた。妻に迎えに来てもらい、手術開始から 5 時間ほどでタクシーで自宅に帰って療養した。

術後 1、2 日目はかなりきつかった。Twitter を見る気にもなれないくらいだった。 主な症状としては頭痛、鼻の上の重い痛み、完全な鼻閉。 鼻血が出ないように綿球をつめるのだけど、それが 10 分くらいで血で真っ赤になる。これをひっきりなしに変え続ける必要があった。連続した睡眠はとれず、寝ても 1 時間くらいで起きて綿球を変えた。鼻から喉に流れてくる血を飲まないように、洗面所に行って都度吐き出した。

あと鼻が完全に詰まった状態での睡眠に慣れておらず、これが辛かった。たまに起きた直後に鼻呼吸しようとして、一人で窒息しそうになった。

それから 39 度の発熱をしたりしたけど、徐々に快方にむかった。綿球に付く鼻血には徐々に鼻水っぽい粘液が混じるようになり、鼻の上の鈍痛は引いていった。けれど完全に鼻呼吸ができないのは変わらずで、口内や喉が口呼吸でズタボロになった。この手術を受ける人は空気が乾燥する季節は避けたほうが良さそう。

術後 4 日目からは仕事に行った。術後 9 日目に抜糸を行って鼻の中に入ってるシリコンを抜いて鼻呼吸が復活するのだけど、それが待ち遠しくて仕方なかった。

抜糸を終えて

現在術後 11 日目。抜糸が終わって、鼻通りは手術前のレベルくらいに戻った。まだ運動や飲酒は制限されているが、ようやく普通の日常生活が遅れるレベルの体調になった。嗅覚はまだ殆どないけど、これから徐々に戻っていくそうで楽しみ。鼻通りは鼻うがいを継続していくことでよくなりそう。

費用

手術が 8.6 万(限度額適用後)、初回からの診察が合計 4 万円くらいで総計 13 万円弱になりそう。

帝京大学の通信教育課程の学生やってます

帝京大学理工学部情報科学科通信教育課程の学生やってます。今年度で二年目。 www.teikyo-u.ac.jp

なぜ大学に入ったか

  • 海外転職したい

    いずれソフトウェアエンジニアとして海外転職したいと思っており、工学系のビザがほしい。@nodenodenode1 さんが ITエンジニアの海外転職で気にするべきこと、気にしなくていいこと で書かれているが、海外転職には職種にあった学位が必要。

  • コンピュータ・サイエンス(CS)の基礎を一通り学んでエンジニアとしてのパフォーマンスを上げたい

    4 年ほど iOS / Web エンジニアとして働いているが正直 CS をまともに学んだことはない。わからないことは随時キャッチアップしながら働けば良いし、CPU がどういうしくみで動いているかわかっていなくても動くソフトウェアは作れる。エンジニアが CS を学ぶべきかは賛否あるが、自分自身 CS の知識があればバグを避けれたり、時間を節約できたと思われる体験がたくさんある。最新の技術のキャッチアップや技術選択の仕方、チームづくりなど学びたいことはたくさんあるが、ここらで一度基礎を抑えることにも時間を使いたい。思っていることは以下で書かれていることに近い。

note.mu

なぜ帝京大学

働きながら CS の学位がもらえるならどこでも良かったが、あまり選択肢もなかった。@mizzy さんの https://mizzy.org/blog/2012/04/24/2/ を読んで共感して選んだ。

入ってみて

メリット

  • 単位取得のためにはレポートを書いて試験を受けて、自分が知識を習得したことを教授に示せる程度の理解が必須なので、確実な学習が可能
  • 試験のスケジュールが決まっているので学習期間に期限があり、短期間での集中した学習が強制される
  • 働きながらやれないこともない。キャンパスのある宇都宮や板橋へのアクセスが悪いとつらいかも。

デメリット

  • 教材のアップデートが進んでおらず、時にレガシーな技術の習得が求められる(XSLT とか
  • すでに学位を持っている人でなければ、卒業のために CS に直接関係のない基礎科目を学ばされる。自分は高専卒で 25 単位の認定を受けた。

全体的には満足している。社会人しながらでもなんとか最短(4年)での卒業を目指しているが、今の所なんとかなりそう。

この後に書かれた記事

こちらに 2 年目終盤の単位の取得状況とか、社会人学生の辛みなんかを書いていますbnpb.hatenablog.com

こちらに 3 年目が終わっての単位の取得状況と、コロナの影響なんかを書いています kosukeohmura.com

LIGHT UP COFFEE の焙煎ワークショップに行った

LIGHT UP COFFEE がやってる 焙煎ワークショップ 初級編 に行った。

 

内容としては

・焙煎とは

・理想の焙煎への近づき方

・焙煎プロファイルの違いによる味の変化(カッピング)

・IKAWA のサンプルロースターで自分のプロファイルを設定して焙煎、豆持ち帰り

という感じ。全部で二時間くらい。参加者は 3 人だったので気軽に質問できた。

異なるプロファイルで焙煎された 6 杯のコーヒーをカッピングすることで、焙煎の仕方による焙煎の影響をある程度理解できた。自宅で手網で焙煎すると、こういうことはなかなか難しい。焙煎 6 バッチで一時間手を動かし続ける必要があるし、焙煎しながら釜の中の温度を正しく測るのも難しい。

IKAWA のサンプルロースターは初めて見たけど、プロファイルさえ設定してしまえば iOS のアプリと連動して釜の中の温度変化がリアルタイムにグラフになるので、トライアンドエラーがとてもやりやすい様子。欲しくなってしまった。最近パナソニックが THE ROAST というマシンを発売した?らしいのでそれでもいいかも。

焙煎の全体感をザックリ掴むにはいいワークショップだと思う。6300 円するから迷ったけど、参加してよかった。

ゆるい避寒旅行のすすめ

日本(本土)寒くないですか

東京に住んでると、冬の4ヶ月くらいはジャケットが必要な寒さになる。とくに年末からバレンタインくらいまでは毎日本当に寒い。前に住んでた九州南部でもそんなに状況は変わらなかった。
僕は寒いのが苦手で、布団から出るのもだるいし、活動するのが面倒になってしまう。すべてのやる気2割減な感じ。

そこで避寒旅行

寒いのから逃げたいし、年末年始が終わってから春休み開始の間は航空券とか宿が安くなる気がしてるので、ここ数年はこのタイミングで避寒旅行している。一昨年はシンガポール、去年はタイ、今年は沖縄に行った。
できれば一週間くらい旅行すると、日常が忘れられて良い。
沖縄は東南アジアみたいな常夏ではなくて、シャツとかジャージが要るくらいには寒いんだけど、それでも全然良い。沖縄はおもしろいところなので別に記事書きたい。

f:id:bnpb:20180311020834g:plain
沖縄のビーチ

いつもの旅のスタイル

ここから自分のいつもの旅のスタイルについて書いてみる。

アクティビティを欲張らない

旅行中は観光はそこそこにリラックスして過ごす。リラックスするのが旅の第一目標なので、観光地巡りは控えめに。やることもあまりないので、ある程度都会だったら近場で美味しいコーヒーが飲めそうなところを探して、それから一日がスタートする事が多い。
カフェの周りには商店街とか、商業施設とかのぶらぶらするのに都合がいいところがあって、その辺をぶらついて適当にご飯をたべる。旅行中なのにやる気が起きず、パソコンいじってたりする日もある。

複数の宿に泊まる

同じ旅行でも途中で宿を変える。宿が変わると別のところに来た気分が再び味わえるので良い。リゾート的な高くて良いところと、寝るためだけの宿に両方滞在すると、これまた違う気分が味わえるし、値段も抑えられるので良い。リゾートは最初はいいけど、数日居ると飽きてしまう。

Airbnb vs ホテル

Airbnb は国内/海外で10数回使ってきた。 国内都市部だと、 Airbnb リスティングの大部分がこんな感じ。

  • 3000円以下だとドミトリー
    • 当たり(ギークハウス新宿2)を除いて地雷気味なことが多い。
    • エアコンが自分でコントロールできないので寒かったりする
    • 臭かったりする
    • 壁に穴が空いていて虫が入ってきたりする
  • ビジネスホテルより少し安いと、劣化版ビジネスホテル
    • 1R の狭い部屋に IKEAニトリ の家具が置いてある部屋。
    • リスティングを作るのがテンプレ化されてて、ビジネスホテル並に面白みがない
    • 泊まるとビジネスホテルってよく出来てるなと思う
  • それ以上の価格帯は泊まったことない
    • 何人かで豊洲あたりのタワマンに宿泊体験してみたいです

まとめると国内都市部(那覇市沖縄市含む)だと Airbnb を使うメリットが薄いかなと。沖縄では Booking.com を使った。シンガポールだと普通のホテルは高すぎて、プール付きコンドミニアムに住めた Airbnb が最高だった。適材適所。

荷物のパッキング

普段使いのバックパック

  • 3日ぶんくらいの服
  • タオル1, 2枚
  • MacBook、充電器類
  • サングラス
  • 空気でふくらませる首枕
  • サブのトートバッグとかエコバッグ的なもの

あたりを突っ込んで完成。旅行の準備は大体当日出発前か前夜にパッキングする。困ったら現地調達、という軽い気持ちで行うと、20分くらいで済む。
服がかさばるのでいくつかに分けてジッパー袋でパックすると、多少膨らむけど普段使いのバックパックに入る。特に洋服用ではないものでも十分。パックするとバッグの中で、どこに何があるか視認性がよくなるのでそういう点でもおすすめ。
スーツケースだと視認性バツグンだと思うけど、買ったことがない。開くの面倒そうで場所取りそうなので、避寒旅行するぶんには欲しくならない。

f:id:bnpb:20180311010507j:plain:w540

おわりに

寒いと消耗する人、次の冬は避寒旅行に行くと良いかも。真夏に軽井沢に行くよりコスパ良いはず。
Skyscanner あたりで航空券探してみてはいかがでしょう。

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします

年もあけたし明治神宮もまだ混んでそう(現在 2:30)なので今年の振り返りと近況をかく。

結婚した

今年5月に入籍して7月に地元で大体身内だけの小さい式をあげた。子供はいないし生活は劇的には変わらず。婚約のタイミングで新宿のシェアハウスから代々木の 1K に引っ越した。
一人だと接点ないような時間の過ごし方とか場所とか人とかが楽しいのでマリッジブルーな感じはない。
嫁とだいたい一緒に生活するようになって、夫婦生活を楽しくしたいのでパソコンに向かって勉強とかプログラミングする時間が減った。残業も減らした。

仕事と生活

プログラマになってだいたい2年半。これを生業としてる限り、敏感に世の流れをキャッチアップしていきたいけど、同棲始めてからこれに使える時間が減ってしまってる。
それで自分で使える時間の有限さを意識するようになった。時間という希少資源を有効活用したい、という思いが強くなった感じ。仕事終わりにはビールを飲みたいし、たまにはハメを外したいので規則性バッチリな生活をしてるわけではない。

技術的な話

プログラマな話になるけれど。

iOS

今年は(今年も)大体 iOS アプリ開発をやってた。 iOS : Web アプリ開発が大体 7 : 3 くらい。
RxSwift と MVVM アーキテクチャにがっつり触れた。MVC で Reactive ではないアプリに比べて、バグが減ってすごくいい感じ。川は正義。ただ画面遷移周りが散らかることにストレスを感じたままなので、ステートマシンとか Flux なフローを試して幸せになりたい。
あとはテストを書きたい。Appium な結合テストも XCTest な単体テストもどっちも。仕事だと受託開発が多くて数ヶ月で納品する都合上テストを書いたことがない。テストを書くってなると DI を導入したりでまた考えることが増えそうだけどそこがわかってない。テスタブルなコードを書く工夫ができないということ。そこを除いたら私はまあまあな iOS エンジニアです、と言い張れる感じがする。仕事でも PM が手動テストで消耗してしまっている感じがするので、受託でもテストコードを入れていく提案をしたいところ。

Web アプリ

近々は Web アプリを新規で開発してる。 Rails + Vue.js (+ Vuex) な SPA。しょっぱなから入ったので まず Dockerfile 書いて GitLab CI で Rails の System Test Case とか ESLint 回せるようにして次は i18n と、あとは Rubocop 先輩も入れるでしょ、、コンテナのオーケストレーションとか旧 Web アプリからのデータ移行どうしましょ、とかでやること盛りだくさんな感じ。
結構大規模なアプリなので 2018 年前半に開発が終わるか微妙。デプロイとかの DevOps とかリリースしてからの SRE 的な取り組みまで仕組み化していきたい。
関係ないけど REST API を設計しててその不自由さに疑問を感じたので gRPC やってみようか、と思ってる。

カリフォルニアあたりに移住したい

嫁はタイ人なんだけど日本(東京)の大体が気に入っている。なんだけど日本人が日本好きなので就活するにもガイジンということで特別視されるのがムカつくらしい。そんな気持ちに日本でなったことはないが気持ちはわかる気がする。大体の日本人に(僕も含んで)外人と会う機会なんてないので特別視してしまうし、人によっては日本すばらしいでしょオホホホなんて思ってたりしそう。
そんなのもあって日本脱出したい感がある。特に嫁は映画を勉強してて僕はプログラミングしてるので、ハリウッドとシリコンバレーがあるアメリカに住んでみたい欲が夫婦で高まっている。ただアメリカで働くにはビザ取得の高い壁がある。大学出てないし OSS へのコミットとか個人のライブラリ/プロダクトもないのですんなり移住はできなそう。アメリカに進出してる日本の企業にひとまず入るとか、方針を変えて他の英語圏にひとまず引っ越すとかになりそう。どちらにしても技術力とアウトプットは重要なのでいつでも動けるようにトレーニングしとかないと。

コーヒー

おいしいコーヒーが大好き。職場近くにサードウェーブなお店 (4/4 seasons coffee) があるもんで毎日通ってしまってる。前から好きではあったんだけど、たまに休日に他のカフェとかコーヒーフェスティバルに行ったりするまでになった。
抽出に飽き足らず焙煎を始めたのがここ二ヶ月のハイライト。抽出の手法とかテクニックとか、豆の産地とかより圧倒的に焙煎がコーヒーの味を決めていることに気づいた。やり方としては手網でガシャガシャやる。ググればたくさん出てくる。まだ焦がしてしまったりムラがあって、お店のような焙煎はできないんだけど、これから少しずつ改善して人に飲んでもらえるようなクオリティにしていきたい。

今年をどうしたいか

海外移住 or それを見据えた転職、夫婦生活の充実、エンジニアでいるための学習、コーヒー焙煎の安定化、、やりたいことはたくさんあるので。割りと忙しい一年になりそう。病まない程度に元気に働く。

P.S.

こんな自分を気にしてくださる企業様がもしありましたらお声がけください。

ギークハウスに住んだ約二年間のことをひとり語りする

この記事はギークハウス Advent Calendar 2016 - Adventarの10日目の記事です。

www.adventar.org

ギークハウスとの出会い

二年ちょっと前に、友達の結婚式があるというんで東京に来る機会があった。九州からわざわざ 35000円飛行機代払って、結婚式だけで帰るのもなんだかね、てことで東京で2日間くらい多めに過ごすことにした。

東京の真ん中っぽい新宿で適当に Airbnb で2500円くらいの安宿を探して泊まった。一人で。そこがギークハウス新宿2丁目だった。

泊まった感想はまあ普通の過ごしやすい安宿。猫がいて、みんな MacBook いじってた。

暇だったので、住民に本棚の本を読んでいいか聞いて、phaさんの「ニートの歩き方」を何の気なしに手にとって読んだ。ギークハウスをつくったとか書いてあって、ここやん!?ってなったのを覚えてる。

引っ越すことにした

それから3ヶ月くらいたって、田舎暮らしも飽きたしなんか面白い事ないかなーって思って、とりあえず東京に引っ越そうと決めた。部屋を借りる余裕はなかったので安く住めるとこを探して、ギークハウスでググったら新宿二丁目なら家賃5マンで住める事を知った。ギークハウス新宿二丁目を運営してる @tokisaba さんに Twitter で連絡して、ギークハウスの住民になった。

この時は半年とか一年バイトでもして、お金がたまり次第、部屋を借りてギークハウスを出ようと思ってた。

引っ越してから

仕事がなかったのでニートしながら、ギークハウス界隈の掃除の手伝いのバイトをさせてもらったりして過ごした。

たまに各ギークハウスで定期開催されてたゆるい飲み会とかに参加した。そこには色んな人がいた。ニート、いろんな会社のエンジニア、なんか頭良さそうな人、意味分からない系の人、うざいおっさん、とか。話も割りと面白いので、居心地がよかった。エンジニアの人と話してると、プログラミング面白そうやん。って思った。

就職した

Wantedly で適当に仕事を探して、ニート期間3ヶ月を経て、エンジニアとして就職した。iOSアプリ、webアプリを受託開発したり自社のwebアプリに新しい機能を追加したりする感じの仕事。

プログラミングは全くの未経験だった。インスタンスとかクラスとかDBとか、エンジニア用語を単語レベルで知らないレベルの素人だったので、全く役に立たずに最初から教えてもらった。結構シバかれた。

就職してから

一応あまり教えられずとも仕事できるようになってきた。ので、シバかれることはだんだん減ってきた。

休みとか仕事の後は、ギークハウス新宿二丁目の下にあったギークバーで飲んだり、代々木のギークハウスにプログラムを教えてもらいに行ったり、だらだらしたり、もくもくしたり、クラブにいったり、magic the gathering したり、プログラムの勉強会にいったり、ギークハウスのイベントに参加したりして過ごした。

東京に知り合いはほとんどいなかったけど、ギークハウスのコミュニティにいると何かしらイベントがあるので、退屈しなかった。

一人暮らしをするつもりだったけど、ギークハウスはそこそこ快適でたまに面白いし、一人暮らしのメリットがよくわからなくなったので、やめた。 

住民を卒業することにした

彼女ができて、一緒に住みたいので、約2年住んだギークハウスを今月末で出ることにした。

終わりに

ギークハウス、いいところ。卒業しても適当にイベント行ったりしようとおもうし、機会があれば戻ってくる。気になってるあなたは一度泊まってみるといいと思う。

 

 

 

明日は hogefuga123 さんです。